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夢中で吸い付きながら、あの日の光景を思い出す。
立花裕也は遥奈の性欲を煽るように繊細に、それでいて大胆な手つきで触っていた。
経験のない貴之にはできない芸当だ。
もしかしたら比べられたかも知れない。
そんな不安が過ぎり強引なことをしてしまった。
「あの、んっ……どうし、たの?」
抵抗をやめた遥奈に訊ねられる。
彼女の腕を離し両手で揉みしだく。
答えにつまり、誤魔化すように突起を摘む。
「やあぁんっ!」
一際高い嬌声が響く。
「だ、大丈夫?」
「んぅ……ふぅん……はぁ、そこ、摘まないでぇ」
「ここ弱いの?」
「ひゃあっ、だめったらぁ、やぁん!」
重点的に責める。
身をよじり感じる彼女を見て、誇らしい気持ちになった。
自分が遥奈を感じさせているという事実に感動を覚える。
「強くされるといいの?」
「ち、ちがうよぉ……っ!」
「これくらい?」
「きゃぅん!ばかぁ……っ、らめっていって、ふぅぅん!」
強弱を付けながらこねる様に摘む。
引っ張ったり甘噛みしたりを加えながら、彼女の反応を楽しむ。
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