処女・2

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「んもぅ…怒ったから!」 そう言って手を伸ばした先、貴之の股間に触れる。 「おぅくっ!」 変な声が出た。 興奮した貴之のそれは、制服越しに擦られるだけで過敏に反応する。 「……?」 手で擦りながら、遥奈が不思議そうな顔をした。 気になって訊ねてみる。 「どうしたの?」 「え?その……緊張してるのかなって」 「まぁ緊張はしてるけど、それ以上に興奮して……」 照れくさくなり苦笑する。 「……」 「なんか言った?」 「ううん。何でもない」 遥奈からキスされる。誤魔化されたような違和感。 「次は私がしてもいいかな?」 「な……何を?」 目を合わせ艶っぽく微笑む遥奈。 貴之は期待混じりに聞き返す。 「たかくんのこと、気持ちよくしてあげるね」 唾を飲む。貴之は無言で頷いた。
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