処女・2

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貴之は全裸になり、仰向けに寝そべる。 遥奈も同様に一糸まとわぬ姿だ。 「……あの、遥奈」 「なぁに?」 「遥奈の、その、見たいな」 「ふふっ、後でね」 仰向けの貴之の下半身を、まじまじと見つめる。 「……」 「遥奈?」 「あっごめんね。今してあげるから」 遥奈の指が敏感な先端に触れる。 制服越しとは比べ物にならない刺激。 思わず腰が跳ねる。 「くっ……!」 「たかくん、敏感なの?」 悪戯っぽく微笑み、赤く膨れ上がった先端を摘む。 それだけで、貴之のそれからは透明な汁が溢れた。 「〇〇汁凄い出てるよ?」 「う、うん……」 遥奈の煽るような解説で、貴之の興奮が益々高まる。 「……握るね」 「うくっ……あぁ……」 貴之のそれは、根元を僅かに残して恋人の手に覆われる。 今にもはち切れそうな快楽に思わず呻く。 「えいっえいっ」 「ちょ、遥奈、ま、待って……」 貴之の静止を聞かず、上下に扱かれる。 「待って!……や、ヤバいから……」 「えー。まだ大丈夫でしょ?」 強弱をつけながら、扱く手を早める。 少しでも長く楽しもうと耐える貴之の我慢は虚しく、限界はすぐそこまで来ていた。
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