第一章「ゲーセンの王者」

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「月華あ~、今日は遅かったな、新しい店の偵察してきたんだっけ?」 「おうよ、バイトばっかで全然いけなくて今日やっとだぜ。ザコそうなスコアとかランキングとか全部俺の名前にしてきたぜ!」 「さすが月華だな!まあ誰にもお前にゃ適わんだろうし当然っちゃ当然か」 こんな会話はほんの挨拶だ。 「さーて、んなことはどうでもよくて、今日の一般市民の集まり具合は?」 「ノーマル。新しい店に多少流れてるかもな」 「ふーん、そか」 俺は鞄から財布を取り出す。 「もうすぐ給料日だし今日はガチめにいくぜ!」 「おっ、月華本気モードきた!」 「まってましたあ!」 がっつり太鼓の達人をやり、そんなこんなで夜になる。
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