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ゆっくりと瞼が開いて、
濡れた茶色の瞳が俺を見上げてきた。
「……ほし――」
あおは、
と濡れた声で呼ばれた名前に、
背筋が焼けた。
まるで俺を――俺だけを、
本当に欲しがってくれているような、
錯覚。
急いでジーパンの前だけを開けて、
昂ぶりきった俺の滾りを彼の秘口に擦りつける。
見開いた瞳が焦点を結んで、
怯んだ色が浮かんだ。
彼の根元を掴んでいた指を離して、
腰を抱え上げる。
「――挿れるよ」
「い――っあ、
アアアッ!」
挿入した途端、
彼が弾けて白濁を撒き散らした。
極めた身体が引き攣って、
俺を包み込んだ粘膜が蠕動を繰り返す。
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