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「想像はしてましたけどあまりにひどいですわ…」
お姉さまが謎の報告書をドヤで顔送信しようとしてましたので、全力でお止めいたしましたの。
「これは…報告書…ですの?(汗)怪文書にしか見えませんわ…」
「自分で書いて送りたかったのだ…地球にいては大佐に手紙も送れんし…」
お姉さまがしょんぼりしてらっしゃいますわ。これはこれで…ハァ…ハァ…
おっと。
「とにかく、報告はわたくしが代理を務めますのでお姉さまは偵察任務に専念してくださいな。」
「そうだな…すまん…手紙くらいは書いていいか?大佐に送りたいのだ。」
うおぉぉ!お姉さま、かわいいですのー!よだれが!よだれが!
「コホン…ええ、それくらいならよいでしょう。わたくしが後で報告書と一緒にお送りいたしますわ。」
「そうか!では書いてくる!ちょっと待っていろよジュラルミン。まだ送るなよ。」
やれやれ、大佐も大佐ならお姉さまもお姉さまですのね。血が繋がっていなくても親子ですわ。
「ジュラルミン!まだだぞ?まだ送っていないな?」
「はいはい、大丈夫ですわよ。」
報告書を直すのには時間がかかりますから、ゆっくりとお手紙したためてくださいましね。
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