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下腹部に移動したギルの手が、私の秘部に触れる。少し脚を開くと、姿見にその光景が映し出された。先ほど注がれたギルの白い熱が、私の蜜と混ざり合って音を立てる。いつもと違う音の響きに、蜜が溢れ出た。
ーーhot and wet.
耳元で囁きが聞こえて、腰が持ち上げられる。次の瞬間、ギルの熱の塊が私を貫いた。ぬかるんだ秘部はすんなりと奥までギルを導く。
「Bigger than ever……」
隔たりをなくしたことにより今までで1番質量を増した熱の塊は、私を強く突き上げた。
「I found your spot.」
彼の言葉の意味がなんのことか分からないまま、ギルに身を預ける。
私の腰を掴んで上下に揺さぶる。それがある一点を攻め立てていることに気付いて、私はシーツを掴んだ。
私は自ら腰を振って、ギルを求めた。繋がりの上でぷっくりと膨らんだ小さな蕾にギルが手を伸ばす。
長い指が円を描くと、サラサラとした液体が2人の脚を伝う。
その現象をギルと初めてした日に経験していた私は、羞恥心と快楽で泣きそうになった。
「やだぁ……はずかしぃ……」
「I'm cumming……you are so good. (イキそう。最高。)」
膨らんだ蕾を摘まれて、私は叫び声にも似たような歓喜の声を上げた。私の頭は真っ白になり、意識がだんだん遠のいていった。
目を開けると、私のバスローブを羽織ったギルが居た。
「I used the bathroom without permission. (バスルーム勝手に使っちゃった。)」
「No problem.(大丈夫よ)」
そしてすぐに、先程のことを思い出す。ベッドのシーツには染みが付いていた。
恥ずかしくて布団を頭まで被ると、ギルが笑いながら布団越しに、私の上に跨った。
「I'm so glad that you feel your orgasm. (イかせられて嬉しいよ。)」
そう言いながらギルが布団に潜り込み、私たちはまたキスをする。
私がシャワーを浴びて戻っても、熱は冷めない。
私たちは朝が来るまで、ずっと身体を求め合った。
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