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脱衣スペースで服を脱ぐ。明日香は恥ずかしいのか、諒に背を向けていた。
「……あれ?明日香、これって新しいやつ?」
諒が明日香の胸の下着を見て言った。
「そうだけど……よくわかったね。」
明日香が驚いた様子で言った。
ーーそりゃ、毎回見るのが楽しみだから……
そんな言葉を飲み込んで、諒は明日香の背中のホックに指を掛けた。
大人しくしている明日香の胸が自由になって揺れた。
「……ん?」
諒は明日香の身体の変化が気になった。
「諒?どうしたの?」
タオルに手を伸ばしていた明日香の動きが止まる。
「明日香、胸のサイズ変わった?」
振り返らない明日香の背中を諒が見つめる。ゆっくりと手を伸ばして、後ろから明日香の胸の膨らみを包み込んだ。
びっくりして固まった明日香の横顔は、真っ赤になっている。
「やっぱり……大きくなったよね?」
「……太ったわけじゃないのよ。」
明日香が小さな声で説明を始めた。
「諒に内緒にしようと思ってたの。胸だけサイズが変わったから……だから、下着も買い直して、スーツのシャツも全部。」
諒は明日香の胸を包んでいる指を、少しずつ動かし始めた。
すぐに胸の突起が反応して、明日香が小さく声を漏らす。
「どうして内緒にしようと思ったの?」
明日香の耳元で囁くと、小さく身体を捩らせている明日香が、呟くように答えた。
「……だって、恥ずかしいから。胸だけなんて……言えないよ。」
諒は微笑んで、明日香の肩にキスをした。
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