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翌日陽菜は由佳が学校を終え見舞いに来てくれるのを今かいまかと待っていると、ようやく由佳が見舞いにやって来た。
「お待たせ陽菜、さっそく翔の所に行こう」
「うんそうだね、お願い由佳」
わくわくしながら翔の下に向かう二人。
「こんにちは亨兄ちゃん」
「おう来たな陽菜、由佳ちゃんもいらっしゃい」
翔の声に対し由佳も翔に挨拶をする。
「こんにちは翔さん」
「二人ともこんにちは、陽菜どうだった今日は」
「うーんいつもの事だけど退屈な一日だったかな? でもいつもと違う事が一つだけあったの」
「良かったじゃないか、何なんだそのいつもと違うことって、その様子だと良いことなんだろ?」
「だって今日から亨兄ちゃんの所に来ていいなんて、そんな事聞いちゃったらもう昨日からわくわくして止まらないもの」
嬉しそうに語る陽菜の姿に自分まで嬉しくなってしまう亨。
「何だそんな事か、それなら僕だって朝からそわそわしてずっと落ち着かなかったよ。あっそうそうこれマネージャーに持ってきてもらったんだ。僕のデビューから初期の頃のCDとこっちが最新版。他にも何枚か持って来て貰ったから二人に一枚ずつね。もちろんサイン入りだぞ!」
「二人にって、あたしまで頂いちゃっていいんですか?」
突然の事でまさか自分まで貰えるという事に驚く由佳。
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