第1章 スタープレイヤー 4

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 自分の粗い息遣いが嫌に耳に響く。  暗い部屋の階段を俺は駆け上がって居た。  これは夢である。だから別に、ここで何かが起こったとしても、俺の身に危険が及ぶ訳じゃない。  部屋のドアをゆっくりと開ける。  これは夢である。それが故に、結末は変えられない。  「そんな・・・・・・ダメだ、ダメだっ!」
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