小説秘話

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死神ゲームの設定は、昔漫画家を目指していた頃、最初の部分だけを考え済みだった。 鏡を怖がる青年の話。 最初は母親を殺すシーンから始まる。 考えていたのはこのくらいだ。 そしてわたくしは会社の休憩時間に、死神ゲームの設定を考え始めた。 小説の中に出てくる、映画死神のストーリーは会社で考えたものだ。 鏡を怖がる青年の話。 最初は母親を殺すシーンから始まる。 映画死神 この設定を頭に入れ、死神ゲーム執筆を開始した。 母親を殺すシーンまではなんの矛盾もなく、書き終えた。 第一章、最後の文章に、母親を殺したのには理由があったと書き終えた。 それを書き終えた後、適当に話を考えながら、筆を進めていく。 それからは、矛盾を拾う作業だった。 書き終えた文章の内容に、矛盾がないか考えながら、書き、書きながら、ストーリーを考える。 わたくしは何かに取り憑かれたように、一心不乱に小説を書き続け、書き始めてから約20日後、死神ゲームは完成した。 そしてわたくしは読み返した。 話に矛盾はない。 一安心だ。 しかし馬鹿です俺を書き終えた程の充実感はあまりなかった。 そしてわたくしは小説執筆をする意欲があまりなくなったのだ。 死神ゲームを書き終えてからのわたくしは週に1ページ程更新だったかな? こんな感じで死神ゲームは完成したのでした。
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