至福の時

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男の子には、平理(へいり)と名付けられた。 館に新たに平理の乳母(ナニー)が雇われた。 乳母の育て方には一切口出しが出来なかったが、乳母は平理を良くロングギャラリーに連れていき、館の主人である修の仕事ぶりなどを語りかけた。 ロングギャラリーに行くと、平理は大人しく過ごしていた。 そして、更に2年後には、2人目の命を綾音は授かった。 真奈も、その頃には婚約者が出来、結婚する事となった。 綾音と修は、真奈の新たな旅立ちに心から喜び、婚約者の男性も新たな家族として迎えていく事となった。 綾音は、至福の時を、修と平理、新たな命や家族と一緒に過ごした。 ―END―
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