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白き世界
それはあまりにも突然の出来事だった…ある日を境にして世界は激変する、わずか一瞬にして大気が凍てつき人を襲い始めたのだ…それが北極だけでなく南極からも同時に起き人類はなす術もなく…
「!…ア…」
「に…逃げ…ろ!」
空から襲う白い煙のような物に包まれ凍りつく人類…その浸食は止まることはなく、文明も…国家もありとあらゆる全てを飲み込み数年をかけ地球はほぼ全てを凍てつかせた世界となる。
しかし…人類は滅びなかった、技術の集中によりいくつかの都市を地下に建設し地上との遮断によって難局を逃れた…わずかの国家もかろうじて保ち小都市と主要な地下都市を結ぶと共に様々な研究を始めていく。
再び地上に戻る…その為の研究だ、そして世界が寒冷化で閉ざされ…15年の月日が流れた。
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