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「…だから…」
私は口ごもる。
これ以上、葉門に顔を近付けると、葉尊ではなく、弟の葉門に惹かれて、間違
いがあったら、大変だ(汗)
私の心の中のブレーキが作動する。
葉門はそんな私の心中を見透かしたように、
「…大丈夫…お姉さんは兄の大切なお嫁さん…私が手を出すことはありませんよ…」
と、優しく囁く。
私の顔が見る見る真っ赤になるのがわかる。
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