-微妙な距離!-

3/4
前へ
/30ページ
次へ
「…だから…」  私は口ごもる。  これ以上、葉門に顔を近付けると、葉尊ではなく、弟の葉門に惹かれて、間違 いがあったら、大変だ(汗)  私の心の中のブレーキが作動する。  葉門はそんな私の心中を見透かしたように、  「…大丈夫…お姉さんは兄の大切なお嫁さん…私が手を出すことはありませんよ…」  と、優しく囁く。 私の顔が見る見る真っ赤になるのがわかる。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

122人が本棚に入れています
本棚に追加