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1.魔法って何?
『魔法』は魔力と呼ばれる力を使って自然に干渉し、事象変更を起こすこととしています。魔力に依存しない事象変更や特殊な能力に関しては『異能』として区別しているが、異能の中には魔法と似たようなものがあるため区別が難しいものもある。なお、魔法を使うことができる者を『魔法使い』もしくは『魔女』、『魔道師』といい、異能を使うものは全て『異能者』としている。(ややこしいので、異能者でも学院に入学していただいても構いません。ただし、魔法としてのルールは守ってください)
魔法は素質でどの程度まで伸びるか決まっているが、肉体強化などを怠らないなどの努力をすればその伸びしろが増えることは確認されています。魔法は魔力がある限り使うことができるが、使いすぎると魔力だけでなく生命力を削られて最悪死んでしまうこともある。なお、使った魔力は体を休めることによって少しづつ回復していく。(人の体以外のモノ(例えば石など)に宿る魔力を使って魔法を使うこともできますが、そちらは一度消費するとなかなか回復しない)
系統は大きく分けて『炎』『水』『土』『風』の四元素とそれ以外の『系統外』と分類される五つで構成されている。単一の系統の魔法だけでなく複数系統の魔法を組み合わせることも可能だが、組み合わせる系統が増える度に発動させる難易度が高くなる。
炎は対象に熱を与えることが得意で、水は逆に熱を奪うことを得意としている。
風は大気に作用して天候に作用することを得意とし、土は大地に干渉することを得意としています。
系統外と代表例としては光と闇で、光は治癒系統や浄化の魔法が多く、闇は影や重力などに干渉する魔法が多い。その他に精霊魔法や召喚魔法はこの系統に属する。
四元素魔法は、原則一人二つまでしか使えません。ごくまれに四種全部使える人がいますが、その人は生まれつき系統外魔法を全く使うことができない体質で、それが改善されることはありません。四元素魔法は(四種使える人を除いて)炎と水、土と風の魔法を一人の人間が同時に使うことはできません。
系統外魔法は四元素魔法に比べて魔力消費量が多く、モノによっては発動のために供物や魔法陣などの準備をする必要があるため、万能というわけではない。
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