永遠に愛を誓う

４、潜む危機

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「また来る……」

「はい、気を付けて」

俺が林の中に入っていくと、
キリシカが潜む様に待っていた。

「随分と三男坊に陶酔しているようですね」

「もう調べたのか」

「当たり前です……。
それより、分かっているのですか……」

俺を見つめるキリシカの瞳には、
恨み、怒り、その全てが渦巻いて見えた。