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小学六年生のときに、フランスから転校してきた月渚(るな)。
彼女には、目に見えないものを見透す不思議なチカラがあった。
ムーンストーンに映しだされる月の光。
そこに浮かびあがる「過去」や「未来」の映像。
それが、さまざまな怪事件に秘められた闇を照らしだす。
一方、月渚と出会い、姉妹のように親しくなる亜美(あみ)。
彼女もまた、やがて自身にひそむチカラに目覚めていく。
ふたりの前に、未解決となっていた「一家殺害事件」が立ちはだかる。
やがて事件のむこうに見えてきたものは、世界で起こる戦争や紛争、
そして、それらと一筋の糸となってつながる「テロの脅威」だった。
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