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埋め込まれた青羽の指の形をまざまざと感じて――奥まで暴かれていることを教えられたが、
もう羞恥は感じなかった。
快楽の喫水線ぎりぎりで溺れる身体に、
考える力はなかった。
ただ解放されたくて、
請われるままに強請る言葉を口にしたような気もする。
霞んだ視界が一瞬戻ったのは、
青羽の指が引き抜かれた場所に別のものを当てられて。
次の瞬間身体を裂かれた衝撃に、
火傷しそうに熱いそれが青羽自身だと知った。
いつ自分が達したのかも分からなかった。
身体を割った青羽の滾りが動くたび、
悦楽の波が押し寄せる。
彼を包む自分の中が甘く収縮するのも、
突き抜かれるたびにこらえきれず声が零れるのも、
もう自分ではどうしようもなかった。
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