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そういう自分も、
少し酔いが回ってきたなと感じた。
そろそろウーロン茶か何かにした方がいいかもしれない。
「あ、
と」
食事を終えて。
テーブルの上に出していた乾きモノのおつまみの皿を、
青羽の指が引っ掛けた。
ばらりとナッツがテーブルに零れる。
「スミマセン」
「酔ったのか?」
手を伸ばしてくる彼を制して、
零れたつまみをゴミ箱に放り込んだ。
「少し横になるといい」
言いながら空になったビールの缶を寄せる。
ふっと視線を感じて顔を上げると、
黒い瞳が見つめていた。
その視線が……まるで身体の上を這うようで。
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