34人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「あれ?もう帰ってきたの?」
「あ、いや、携帯。忘れちゃって。あと財布も。」
苦し紛れの言い訳。
「もうサンドイッチいいや。メグ、きて。」
ベッドに腰かけてる大輝が手招きした。
「・・・やだ。どうせエッチなことするし。」
「あはは、わかった?でも俺を部屋に入れたお前も悪いんだぜ。」
そう言うと大輝はあたしの手首を掴んで引き寄せた。
「きゃっ・・・・」
あ・・・・・
大輝はあたしの上に乗って唇を塞いだ。
胸を力強く揉まれながらのキス
でも痛くなくて嫌じゃなくて
強引で自信過剰で
有無も言わせない大輝の抱き方。
さっき高広に抱かれたばっかりなのに。
どっちのも嫌じゃない自分がいて・・・。
そして大輝があたしの太ももに手を伸ばしたとき
ピンポーン。
「え・・・・」
「ん?誰だ?いいところ邪魔するやつは。」
もしかして高広?
うそ!
「見てくる。」
あたしは乱れた服を直して玄関に向かった。
高広、彼女と別れてきた?
もしかして二人できてるとか?
最初のコメントを投稿しよう!