絶体絶命

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「あれ?もう帰ってきたの?」 「あ、いや、携帯。忘れちゃって。あと財布も。」 苦し紛れの言い訳。 「もうサンドイッチいいや。メグ、きて。」 ベッドに腰かけてる大輝が手招きした。 「・・・やだ。どうせエッチなことするし。」 「あはは、わかった?でも俺を部屋に入れたお前も悪いんだぜ。」 そう言うと大輝はあたしの手首を掴んで引き寄せた。 「きゃっ・・・・」 あ・・・・・ 大輝はあたしの上に乗って唇を塞いだ。 胸を力強く揉まれながらのキス でも痛くなくて嫌じゃなくて 強引で自信過剰で 有無も言わせない大輝の抱き方。 さっき高広に抱かれたばっかりなのに。 どっちのも嫌じゃない自分がいて・・・。 そして大輝があたしの太ももに手を伸ばしたとき ピンポーン。 「え・・・・」 「ん?誰だ?いいところ邪魔するやつは。」 もしかして高広? うそ! 「見てくる。」 あたしは乱れた服を直して玄関に向かった。 高広、彼女と別れてきた? もしかして二人できてるとか?
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