34人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
あんなに泣きじゃくってた真理を説得したわけ?
どうしよう。
開けるべき?
ドアの除き穴から恐る恐る外を見てみた。
やっぱり高広!
どうしよう。
どうしよう。
「メグ?だれ?」
大輝が玄関にきた。
「いや・・・出たくなくて。新聞のセールスみたいで・・・」
ごめん、高広。
「ふーん、追い返そうか?」
「いや、居留守つかう。」
ピンポーン。
「そうか?まぁそのうち帰るだろ。」
大輝が玄関でキスしてきた。
「ちょ、ちょっと待ってこんなとこで・・・」
「玄関でヤルのもいいかもね。」
「え・・・!」
大輝はあたしをドアに追い詰めて下着を脱がしはじめた。
うそ、ドアの向こうには高広がいるのに!!
ピンポーン
ベルは鳴りつづける。
「あ・・・」
声を出せない。
高広に聞こえちゃう。
早く帰って!高広!
「しつこいね、やつ。ベッド行こうか。」
あたしは膝がガクガクして立っていられなくなった。
最初のコメントを投稿しよう!