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「マティーニ飲み過ぎ。」
「ん～だってぇ。」
テーブルにはグラスがたくさん並んでいた。
「俺ん家でいい？」
「うん。あっ・・・」
酔って足がよろけた。
「おお、大丈夫？」
「うん・・・なんか久しぶりに飲んで弱くなったみたい。」
「歩ける？」
「うん、ああっ！」
だめだ、足に力が入らない。
「待ってて水持ってくる。」
高広がカウンターまで走って行った。
「ほら、あと冷たいおしぼり。」
「ありがとう、ごめんね。酔うつもりなかったんだけど。」
「いいよ、待っててくれたから。ほら膝枕してあげるよ。」
「うん。」
「・・・メグ、あのさ。今日彼女に別れ話をしてきたよ。」
「・・・うん」
「でもなかなか別れてくれなくてさ。まだハッキリとは別れてないんだ。」
「うん・・・」
「でも絶対別れるから。メグと必ず・・・」
あたしは起き上がって高広の唇をふさいだ。
「もう何も言わないで・・・・」
「う、メグ・・・・」
あたしは高広のズボンのベルトを外し始めた。
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