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その後、あたしたちは高広のマンションでまた抱き合った。
「あぁ!あっ!」
「メグの中、気持ちいいよ・・・」
「あたしも・・・!」
ベッドのきしむ音が部屋中に響く。
あたしたちは夜中に何度も何度も愛し合った。
「メグ。おはよ。」
「あ、おはよ。もう朝?」
「そだよ。コーヒー飲む?」
「うん。あ、Tシャツ貸して。」
「はい。」
「ありがとう。」
高広の少し大きいTシャツを着た。
「やっぱり女の子が男物のTシャツ着るのいいね!」
「そう?」
「うん。またヤリたくなる。」
「やーだぁ。身体持たないよ。」
高広が後ろから抱きしめてきた。
「高広?」
「・・・なんかこうやってないとメグがいなくなる気がするんだ。他の男に取られたくない。もうあいつの所に行かないで。」
「・・・・・・・」
「俺、真理と必ず別れるから別れたらメグもヤツと別れてくれるでしょ?」
「・・・うん。」
「ホント?海外から帰ってきてなくてもだよ?手紙とか電話で別れてくれる?」
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