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「大丈夫だから。今、風呂溜めるから入って。風邪引くから。」
高広はあたしの手首を離した。
「う、うん・・・・」
あったかい・・・。
あたしは広い湯舟に浸かってドキドキしていた。
お風呂上がったら帰ろう。大輝にバレたら・・・・。
高広の彼女にも悪いけど今ニューヨークに行っている彼氏、大輝にも悪い気がした。
あたし何やってんだろ。
髪を拭きながらリビングに行くと高広はあたしの濡れた服を干していた。
「あ、ありがとう。」
「ほら、座って髪乾かしてあげるよ。」
「いいの?ふふっ。」
優しい手つきであたしの髪に触れる。
ドライヤーの熱風で眠くなる。
ウトウトとしてくる。
えっ・・・
唇に感触が
目を開けると高広があたしの唇にキスをしてた。
あっ・・・
だめ
高広があたしの髪をかきあげながら強引なキスをしてくる。
ソファーに押し倒された。
「高広・・・」
「もうメグのことしか考えられない。メグが欲しい。」
「あっ・・・」
また高広の熱いキス。
身体が熱い。
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