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「ちょっと・・・待って・・・」
高広はあたしの言葉を聞き入れてくれない。
借りてたバスローブはあっという間に脱がされ、高広はむさぼるようにあたしの身体に夢中になっている。
大輝とはちがう愛され方にあたしは抵抗をやめてしまった。
「なぁ、彼氏と別れてくれないか?」
「え?」
高広の腕枕であたしはその言葉で我にかえった。
「俺、メグと一緒にいたい。」
「な、なに言ってるの?自分だって彼女いるじゃん。別れるだなんて・・・」
「俺は別れる。今もそんな連絡とってないからどっちにしろもう終わりだったから。」
「あたしは・・・別れられないよ・・。大輝、もうすぐ帰ってくるし。」
高広のことは好きだけどそんな簡単には・・・
あたしは気まずくなって起き上がろうとした。
「だめ、まだ話終わってない!」
高広に腕を掴まれ、押し倒された。
そしてまたキスで攻めてくる。
「んんっ・・・」
「メグ、俺より大輝ってやつの方がいい?メグのこと置いてニューヨーク行ってしまうようなやつなのに?」
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