prologue

2/5
前へ
/441ページ
次へ
 もしも、ひとつだけ願いが叶うとしたなら……  太陽の光を眩しいほど浴びてみたい。  わたくしに光なんて射さない。  目の前さえ暗闇で何があるのかすらわからない。  静かな月を見失わないように ただ……  暗闇に浮かぶ月を追いかけるだけ。  
/441ページ

最初のコメントを投稿しよう!

963人が本棚に入れています
本棚に追加