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『ふわぁ...。』
あ、こんにちはみなさん。
なりたくないけど一応主人公の朱咲祈織です。
僕の名前読めないとかあったら下の方とかに人物紹介とか書いてあるんでそこ読んでください。
...え?
メタ発言が多いって?
いやいや、何言ってらっしゃるんです?
ギャグ小説なんてメタ発言してなんぼですよ。
まぁ、そんなことはどうでもいいんで話を戻しましょう。
僕、祈織は進学先である萩栢(しゅうがや)学園に電車に乗って向かっています。
言わなくてもわかるでしょうが、萩栢学園は金持ち校で全寮制で閉鎖的です。
そんでもって僕は特待生です。
王道すぎて笑えるでしょう?
僕はあくまで脇役の脇役主人公で誰かの恋路を見るような趣味は持ち合わせてないので...。
むしろ、ホモだろうがレズだろうがノーマルだろうがリア充は爆破させたい人間です。
僕の好物が人の不幸という名の蜜なので。
さて、そんなひねくれまくった僕がなぜ萩栢学園に入学するかといいますと、兄の趣味です。
姉じゃないんですかってツッコミはなしですよ。
流石に性別は帰れませんから。
話を戻します。
頭が無駄にいい僕でしたが将来のことに興味がなさすぎて志望校が決まってなかったんですよ。
それをどこからか嗅ぎつけた兄は僕の元に一つのパンプレットを持ってきたんです。
それが、この男子校の萩栢学園のパンフレットでした。
兄が期待した目で見てきたので「あぁ、、これは何かあるな」とか思いまながら中身を読んでいたんですけど...。
特待生、特に学力上位3位以内に入っている生徒に対しての待遇が良すぎるんですよ。
生活面や学校面でかかるお金はあっちが完璧負担。
上位3位以内に入れば月1回、お小遣いと称された多額のお金が振り込まれるんです。
しかも、何に使おうが僕の自由。
これは入るしかないと思いまして、入学試験を受けみごとに合格です。
僕の人生はヌルゲーと言われても仕方ないですね。
《次は萩栢学園?。萩栢学園でございます。》
どうやらついたようですね。
兄が王道だとかなんとか言って僕を見て悶えていましたけど期待されても困りますよ。
僕は脇役の脇役主人公なんですから。
絡まれるのとか、面倒そうですし...。
では、みなさん。
僕は電車を降りないといけないので失礼します。
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