三行では収まりそうに無い。

10/17
前へ
/17ページ
次へ
ドーン!! 「『『『『『!?」』』』』』 「通過した…」 ドーン!! 突然の静寂。 これで、相手の生存者は四人。 つまり、四:四。 だが、 『君たち~!!最後の最後までよくもまあ~…』 「え~確かにそうですね~」 栗野は相手の言葉を遮った。 「今までの三年間、まあ、良くも悪くも貴殿方には色々と御世話になりましたよ。」 『お前らの目的はなんだ?』 「お前らみたいな悪者は未来の日本の平和の為には必要ない。 だから私達偽善者が潰しに来た。 生きて帰るつもり等毛頭無い。 お前らを潰すまでは。」 『じゃあ、あの爆弾も…』 「残念ながらあれは私達ではない。 だいたいこのお店には沢山の見張りがいた。 ということは、お前ら以外の部外者は入れないはずだ。」 栗野は何かをポケットから取り出した。 「違いますか?手倉森さん?」 『お前…!何故それを…!?』 「そうですね。 不思議ですね。 何故私が、今回のこのパーティーの10部屋全ての座席表を持っているんでしょう?」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加