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ドーン!!
「『『『『『!?」』』』』』
「通過した…」
ドーン!!
突然の静寂。
これで、相手の生存者は四人。
つまり、四:四。
だが、
『君たち~!!最後の最後までよくもまあ~…』
「え~確かにそうですね~」
栗野は相手の言葉を遮った。
「今までの三年間、まあ、良くも悪くも貴殿方には色々と御世話になりましたよ。」
『お前らの目的はなんだ?』
「お前らみたいな悪者は未来の日本の平和の為には必要ない。
だから私達偽善者が潰しに来た。
生きて帰るつもり等毛頭無い。
お前らを潰すまでは。」
『じゃあ、あの爆弾も…』
「残念ながらあれは私達ではない。
だいたいこのお店には沢山の見張りがいた。
ということは、お前ら以外の部外者は入れないはずだ。」
栗野は何かをポケットから取り出した。
「違いますか?手倉森さん?」
『お前…!何故それを…!?』
「そうですね。
不思議ですね。
何故私が、今回のこのパーティーの10部屋全ての座席表を持っているんでしょう?」
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