三行では収まりそうに無い。

11/17
前へ
/17ページ
次へ
「残念ながら、 貴殿方の中に一人裏切り者がいる。」 『裏切り者…!?』 「ええ。 だが、その裏切り者は名乗りすらせず、 私にこれだけをよこしてきた。 そして、おそらく、 時限爆弾と同一犯。」 『何だと…!?』 「ええ。 だから私も早く会いたくて仕方がないんですよね。」 『幹部こんな奴等の言ってる事を信じるのですか?』 『そうだ!!そうだ!! さっさとずらかれ~!!』 銃口を栗野に向ける若造。 バンッ!! 『うっ…』 「休戦状態の意味が分からない者は潰しますから。」 『おっかねえーな~…』 唸る手倉森。 「まだ生きてるならば、さっさと顔を出せ。 この座席表の送り主さん?…」 『俺だよ…?』
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加