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「ああ、そう自己紹介ね。まぁご存じかもしれないけど私は空亡。赤神空のもう一つの人格」 「ごめんね。私嘘つきだからずっと空ちゃんの中に隠れてたの。で……機会を伺ってたんだ」 「あなたがウィルスに感染してて、やがてゾンビになるって事を言うために」 「今回のが原因?まぁ……そうなんだけどね。けど東雲君は本来そうならないくらい頑張ってたんだけどね」 「じゃあ何故か、それはね」 「私が運命を少し操作した」 「だいたい最初からウィルスに感染してたじゃん。私が無かった事にしてあげたけど、もう一度有る事にもできるってわけ。当然だよね?」 「だって妬ましいもんね。せっかくこの子の体に寄生できたのに……こんな都合の良い話見せられて」 「さぁ本題に入ろうかしら」 「あなたはゾンビになります。放っておいても空ちゃんを殺します」 「選択肢は二つ」 「『自殺する?』、それとも『赤神空を殺す?』」 「東雲君が考えられないのなら、第三の壁(読者)に直接判断を任せるわ」 「『自殺する』を選ぶなら、上下にある入力欄に『』ページと入力してジャンプして」 「『赤神空を殺す』を選ぶなら、上下にある入力欄に『』ページと入力してジャンプして」 「結果として二つの未来が派生する。都合の良い未来なんてない。絶対に……私をさしおいて」
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