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それから俺は、いい人や味方にしたい人
とは目を合わせ支配し、嫌いな人も同様に
目を合わせ支配し、要らなくなったら捨てる。
この繰り返しだった、捨てると言っても
この時はむしろ捨てるは良い意味だった気がする。
俺が一言
「要らないや」
と言えばその人は、この力から開放される。
記憶も残っていないようで、生活に必要な
記憶以外はす出てないため
どちらにも被害の出ないむしろ良い感じだった。
それが変わってきたのは、半年前。
一度しつこい女に
「もう、飽きた、要らないや」
と言ったことがあった。
そしたらその日の夜女は交通事故にあった。
幸い師には至らず、軽い骨折で済んだが
俺にはどうしても偶然には思えなかった。
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