極上

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整った傷が何一つない綺麗な顔。真っ直ぐでしなやかなロングの黒髪。筋肉が程よく長い腕。それにふさわしい綺麗な形の爪。上半身は程よく肉が乗っていてそれについているふくよかな胸。 僕が目にしたそれは一言で言うならば「極上」極上こそ最高であり、極上こそ美味である。僕がその女性を見かけた時、僕の胸の高鳴りを感じずにはいられなかった。 未だに名前さえも知らないけれど、どうにかしてこのじょせいを自分のモノにしたい。彼女はどうしたらぼくに気がついてくれるのだろうか。 彼女がほしくてたまらない。あの彼女を壊してめちゃくちゃにして苦しみ、そしてかなしみ、そしていたがるすがたをみたい。 僕は彼女のそばに行き、問いた。 「僕のものになる気は…ある?」
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