【奇妙過ぎる店】

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{3} その部屋の内部は… 電気が消えていて暗かったが、 今まで俺達がいた隣室の明かりが射し込んで来て、ぼんやりと中の様子が見て取れた。 …こちらも… やはり、何も無い… い、いや… 違う……。 目を懲らしてよく見てみると、四方八方の壁沿いに棚が設置してあり… その棚の上に、 何やら『丸っこい物』が、びっしりと並べて置いてある…。 「はいはい。お客様方、ちょいとごめんなさいよぉ」 と、オッサンが俺達の横をすり抜けると、部屋の中央へ行き、天井にぶら下がっている裸電球に手を伸ばすと… 『カチリッ』とスイッチをひねり 途端に、室内がパッと明るくなった。
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