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『もう。零夜、貴方は軽視しすぎよ。』
シルヴァは呆れた様に口を開いた。
『では銀牙騎士、絶狼よ。その光の先に行け。その先に別世界がある。』
ガジャリが目を向けた先に人一人通れる程の光の道が出来上がる。
シルヴァの顔を見ながら微笑み、
「さぁ行こうぜシルヴァ。ささっと終わらせてやろうぜ。」
そうシルヴァに言うと小さく溜息を吐きながら微笑み返してくれた。
『まったく。貴方も貴方の師匠も何も変わらないわね。』
当たり前さ、俺はあの人の全てを見て育ってきたんだから。
そうして俺たちは光の道を歩んで行った。
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