< 再来 >

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真美 「敬二くん? それって3軒先の鈴木家の一人     息子のこと? そういえば、火葬場でも見かけ     たな。うん、なかなかのイケメンだったわ~。     私が、もう5歳程若かったら、アプローチした     かもね」 真帆 「お姉ちゃん! それで何か知ってることは?」 真美 「ああ、そう、その話だったね。彼の父親は稲刈り     中に、心臓発作を起こして、救急搬送されたけど     ダメだったらしい。それから、お母さんと二人     暮らしになったけど、彼女は精神不安定で引き     籠りがちになって、敬二君が世話をするように     なったとかって聞いたな」
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