< 再来 >
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二人は、窓越しに手を振って、車は発進した。 真帆は、去っていく浩太を再び見遣ると彼は白目を ぎょろつかせ、まだ歯の生えていない歯茎をニュッと 覗かせながらニヤニヤと笑い顔を浮かべていた。 それから車と共に彼の姿も見えなくなった。 真帆の背筋を姿の見えない邪悪な何かがスーッと 撫でたかの様に感じられ、彼女はガタガタと震え だした。
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