頑張る・・手料理

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 今回は、優美、柊、椿、小松が暮らすマンションのリビングから物語は始まります。 「ご飯出来たよ~~全員席に付いて」 「はい」「は~~い」「はいは~~い」「ぅい」 リビングで好きずきにいた面々が返事をした。 一人多いのは、喜苗名が混じっているからである。「きみょうなほんや」の一件からこのマンションに来るようになった。  夕食は毎日優美が作っている。 「今日はカレーだよ」 「優美さんの作るカレー美味しいだよね、りょうくん」 「・・」 「優美さんの作る料理、どれも美味しいよね。りょうさん」 「・・」 「さっきから反応薄いですよ、りょう・・ちゃん?」 「りょう・・どうしたの?ノリ悪いよ。もしかして具合悪い?」 「・・体調は悪くない。ノリ悪いかって・・椿、小松、喜苗名、なんなんだその呼び方!100歩譲って、名前で呼ぶのは良しとして、”さん”、”くん”、”ちゃん”・・なぜそうなる!」 「「「え~~!駄目なの~~ぉ」」」 「りょう・・モテモテね。呼び方ぐらいいいじゃないの?減るものじゃないし」 「優美まで、なに言うかな」
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