頑張る・・手料理

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 その後、9時半までワイワイガヤガヤとリビングで騒ぎ、お勉強タイムとなった。お勉強タイムは強制的ではないが、いつの間にか習慣化していた。  檸檬は明日の朝カレーと、みんなでお出掛けツアーのため一旦自宅に帰り、荷物を持って改めてくるとのことだった。  各自部屋で勉強と思いきや、優美がパソコンを持って俺の部屋へやってきた。 「りょう・・今夜ここにいていい?」 そう言ってベットの上に上がった。 「いいよ・・優美・・どうした?」 「・・なにが・・どうしたの?」 「雰囲気がいつもより、沈んでる」 「・・うん・・あのね・・お姉ちゃん、結婚するんだって」 「そうなんだか、よかったね」 「・・うん、なんか淋しくなって・・ね」 「そうだったんだ。お姉さんってどんな人」 「う~~ん、厳しくて、優しくて、面倒見がよくて、色々な事知ってる、お姉ちゃん」 「本当に好きなんだね、お姉さんの事」 「うん、だ~~い好き、美優お姉ちゃん」 「へっ!美優・・お姉ちゃん?」 「りょう、どうかした」 「優美、お姉さんの名前?」 「どうかしたの? お姉ちゃんの名前? 美優」 「優美と美優」
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