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「籠の中の羊だな。お前本当に舐めやがって、俺たちの学校に来るなんて狼の中に飛び込んでいるものだぜ?」
『ねぇねぇ、クウヤこれどうする?』
両手を上にあげて頭を傾げる姿に俺は怒りが込み上げ木を伝って地面に降りた。
『二階なのに身軽だね。やっと降りてきてくれたね。こいつらも少しは役に立つ。』
!!!!!「ふざけんなよ!!!」
と俺から仕掛けて奴は笑って交わしてお腹にパンチを入れる。
「ぐ!!!」こいつのパンチは骨が軋む……体に響き渡る。
俺も負けじと顔にパンチをした。
『うぅ!!』
周りには野郎が俺らを囲んで叫ぶ「やれやれ!!!クウヤさん!!!」
うるさい奴等に俺は舌打ちをしてまたパンチを繰り出せば蹴りで返された。
「!!!ガバッ!!!」地面に倒れ俺は奴を下から睨み付けた。
『終わりかい?もっと遊んでよ。クウヤ。』
倒れている俺が起きるのを優雅に待つ奴に俺は勢い良く立ち上がり上に乗って殴った。
『っ!!!っ!!!!』「やれやれ!!」
手で何度も降り下ろす手を止めようとするが俺はそうはさせないと何度も振り払った。
「おいおい、もう終わりか?もっと遊んでくれよ?」
笑って奴と同じ言葉を言えば奴も笑い。
『芸がないなぁ、同じ言葉を返すなんてさ!!!』
バキッ!!!
「ウガァァアア!!!!」
大人しかった奴の拳は横腹を練り込むように痛みが走り俺は地面に転げた。
『あ~……痛た……ベッ!!』
「「「「「クウヤさん!!!!!」」」」
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