セシリア・リヴィオン

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契約しているアルカナカードは教皇の『ツァドキエル』で、召喚時は翼を広げたような形の短弓となる。得意とする水属性の氷で作った矢などを放って攻撃している。ツァドキエルとの(性格などの)相性はかなりいいが、逆に良過ぎてツァドキエルがセシリアに対して過保護になっている。それが召喚時からの悩み。そのため、たまに、誰もいないにもかかわらず「煩い」と機嫌が悪そうに言う姿も目撃される。 数年前までは学院の生徒で、その当時に手に入れた『遠くがよく見える魔法(遠視魔法)のかかったモノクル』を愛用している。そのため仕事中は常に身につけているが、そのせいで目が悪いと勘違いされることもしばしば。でも、実際にはそこそこ視力はいい方。当時の所属は中等部の魔法戦闘科。水属性の魔法の使い手として、そこそこ有名だった。 寒がりの為、夏場だろうが周りが何を言おうが、長袖の服を着込んでいる。必要があれば長袖以外の服も着る。 五人姉弟の一番上であるためか、誰かの世話を焼いたりするのは得意。しかし、実家にはあまり帰りたがらない。原因は学院に入学するときにもめ、数年で戻ってくるという約束を取り付けで勉強しに行ったが、最終的に戻ってくると同時に家族の反対を押し切って軍に入隊したこと。他の姉弟とは仲が悪いわけではないが、両親とは一切和解していない。 (少佐のアルバートとは双子の姉弟。よく喧嘩するが、大切な弟なので嫌いなわけではない。姉とはなかなか呼ばない上に、公私混同するのでよく『上司として』説教している。) 帝国に生まれたことを誇りに思い、その帝国を守ることが生きがいだと感じている。 今でもたまにこっそりと無理矢理諦めざる終えなかった魔法の研究や練習をしているが、そのことは誰にも言わずに秘密にしている。だが、魔法に関する知識があることは学院にいたこともあって秘密にしていない。 大元帥のことは尊敬しているが、同時に近寄りがたいとも思っている。 容姿は水色の髪に紫がかった青い瞳が特徴的。大佐を意味する白と黒の紐がついた軍服をケープまできっちり着込んでいる。着用しているケープは、標準的な物よりも少し裾が長め。水色の髪は横から編み込まれている。
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