『 美沙の災難 』

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美沙は考えながら 「あの…空から飛び降りる時に使うヤツ…ですよね?!」 「まあな」 「…え?!」 「…飛び降りる…?!」 「と、飛び降りる?!」 騒つく拓真たち。 「だからパラシュートだと言っているだろう」 「わ、わたしたちは、どうしてパラシュートをつけなければいけないんですか?!」 「降りるからだ」 圭一郎と黄道はパラシュートを装着し始め 「お、おい、まさか…?」 「…こ、耕史さん…」 結が押水にへばりついている。 「結ちゃん、痛いよ…」
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