『 夏の夕焼け 』

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「圭一郎くん。またね」 自分に向けて言った男性の言葉を 無視してそのまま庭に出る。 「もうっ! 坊っちゃま……先生、すみません」 リアは申し訳なさそうに 頭を下げた。 「いえいえ。…今日はどうも、ご機嫌斜めかな」 男性は微笑んだ。
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