『 夏の夕焼け 』

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集めていると ーー♪♪~♪♪~♪♪~♪~♪♪ 通りから庭の中に入って来る 楽しそうな口笛が聞こえてきた。 「あれ、ケイくん。なにしてんの?」 庭の中に 入って来たのは龍之介だ。「…だけど。ここって門から家までの敷地が広いよな」 辺りを見回している。 「やっぱ、お兄さんか…」 「やっぱってなに? やっぱって…?!」 圭一郎は 溜息をつく。「…面倒くさい」
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