んにゃもん、食べたことにゃんかにゃいのにゃん。

2/2
前へ
/2ページ
次へ
「今回のお題は、と。  ……ふぅぅん。簡単なような難しいようなぁ」  すたすたすた。 「どうしたのにゃ? ミーにゃん。  にゃあんかエラく考え込んでいるみたいにゃのにゃけれども」 「実はそうなの。  ねぇ。ミアンにとっての『極上の美味』ってなにわん?」 「んにゃもん、食べたことにゃんかにゃいのにゃん」 「まぁそりゃあね」 「大体にゃあ。  そんにゃ言葉を思いつく誰かにゃんも、  使わせようとする誰かにゃんも、  一体どんにゃ生活を送っているのにゃん?  そっちのほうが、すっごく気ににゃるのにゃけれども。  大いに関心があるのにゃん」 「うん。アタシも激しく同意だわん」 「ねぇ、そこのおふたりさん。  このフラペ、とぉっても美味しいわよ。 『極上の美味』って奴かしら。  さっすがは名だたるスター……んぐっ!」 「イオラにゃあん。何度もいっているじゃにゃいの。 『空気の読めにゃい』と『危にゃっかしい』  この二つが入り混じった発言は慎みにゃさい! ってにゃ。  ……でもまぁ『バッ』をいう前に口を塞げたのにゃ。  ここは良かったとしにゃければ。にゃあ、ミーにゃん」  ぼがっ! 「だから、何度もいっているじゃない。  自分からバラシにかかってどうするわん?」 「痛てて……。  ミーにゃん。ここはにゃ。頭を蹴るところじゃにゃいのにゃ。  乙女のようにゃおしとやさで笑うところにゃんよ」 「乙女のようなおしとやさで?  ええと……、 『少女は、……っと笑った』  はっ!  こらあっ!  んもう、ミアンったらぁ。アタシまで巻き込んでどうする気わん!」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加