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『寂しかったら俺がずっと傍にいてやるから!』
『……ずっと?』
『ずっとは一生だ。亜古がおばあちゃんになっても、俺がおじいちゃんになっても、ずっとだ!』
その声は今でも私の胸の中にある。
私が生まれて初めて満たされた、大切な思い出。
私を幸せにする約束をくれた康。
私の傍で私の笑顔を守ってくれた康。
ありがとう、康。
これからは、一緒に“幸せ”でいよう。
ずっと傍にいるから───
午前0時、私は君の腕の中。 Fin
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