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「ああっあ、…いっ…っ……」
高まりきった恐怖心が一気に解ける…
大きく広げられたせいで婦人の割れ目が開き、蜜にまみれた真っ赤な肉芽が露になっていた。
「いい皮の張り具合いだ…粒の大きさも申し分ない」
グレイは手にした大粒の葡萄を眺め、
「貴方もお一つどうですか」
穏やかな笑みを返し婦人の秘壷にそれを入れていく…
一つ…二つ……三っ…つ
グチュ…と下の口がよだれを垂らす。
ゆっくりと数えながら、グレイは葡萄の粒が、飲み込まれていく様子を楽しそうに眺める。
「まだ、入っていきそうだ…」
「あ、あ、っ…ああっ…んっイイっ…」
「次はコレなんて如何かな…」
綺麗に剥かれ、種だけを抜いたオレンジ色のあざやかな杏を手にとった。
「──ううっ…んんっ…はっ、あっ…あっダメっ…もっ出ちゃっ…」
圧で飛び出しそうな葡萄の粒達を留めるように、グレイは杏を蓋代わりにソコに押し付けた。
ぐぷっと蜜が押し出され大きな杏がゆっくりとめり込んでいく…
「ああっ…はあっ…」
「ナイフが揺れたら落ちますよ…」
「――…!」
頭上でユラリとぶれたナイフが婦人の眉間の真上で刃先を光らせる。
グレイはひっ…と声を上げた婦人を見てクスリと笑っていた。
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