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眩いほどにきらびやか。
王室貴族の会食を思わせる風景。
普段は物静かなこの邸に女達の高らかな笑い声が響いていた──
「うふ…いやですわ、リドリー子爵ったら…」
プラチナの軟らかそうな髪。品のいい笑顔と優しく下がった目尻に人なつっこそうな雰囲気が漂う。
見た目は十代…
そう…見た目だけは──
真紅のカーテンに金の刺繍が華やかなその裏の部屋。
「大人をからかっちゃダメよ…っ…」
「からかってなんかいないさ…もう同じ歳頃のレディは飽々なんだ…」
「あっ…は…っ」
広く開いたドレスの背中に手を回し、耳元で囁きながら熟れた女に艶やかな声を上げさせる…
とても見た目、十四、五歳とは思えぬ手際の良さ。
夢中になりはじめた女は露になった胸元に吸い付かれながら自ら自分の濡れた秘部に指を伸ばした。
「すごいね…もっと良く魅せてよ……」
小悪魔のような悪戯な囁き。
食は目で見て味わうもの…
目の前で餌となる血肉が自ら自分を高め料理していく姿をリドリーはソファに腰を下ろし頬杖をついて眺める。
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