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「あぁっ…あぁっ…もっとっ…んんっっ…とっ…にイイっ」
せり上がった腰がガクガクと震える。
高まる心臓の音
巡りくる欲望の塊
全身に熱い血が隈無く回る
女はそこだけで軽く二度は達していた…
「はぁっ…っ…もう…きてっ…」
「ダメだよ…」
まだまだ…
食材の旨味を引き出すには仕込みが大事。
リドリーは天使のような笑みを浮かべ、悪魔のような呪文を唱える。
「もっといっぱい感じてくれなきゃ…僕とは当分はまた会えないのだから…」
「はあっ…っ…あっあっイ…」
うっ血して腫れた女の肉芽をリドリーは指にはさんで大きく転がした。
「嫌ッ…あっ…会えなっ…いなんっ…」
「そうでしょ?…」
餌を美味しくするにはもっと手間を掛けて…
「僕だって本当は今直ぐにでも欲しいよ…」
人間の貴方の血が…
「ああっ…っ…」
リドリーは肉芽を強く抓み女の耳元に顔を埋め囁いた。
キラリと光る双眸の瞳。
一瞬だけ紅い輝きを放つ。
「だからもっと…時間いっぱい楽しもうよ…」
クスリと笑い、リドリーは再び女のそこに唇を付けた…
蜜月の深い闇
邸の至る所で甘い囁きと艶やかな嬌声が響いていた…
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