4章 肉欲の晩餐

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・ 「あぁっ…あぁっ…もっとっ…んんっっ…とっ…にイイっ」 せり上がった腰がガクガクと震える。 高まる心臓の音 巡りくる欲望の塊 全身に熱い血が隈無く回る 女はそこだけで軽く二度は達していた… 「はぁっ…っ…もう…きてっ…」 「ダメだよ…」 まだまだ… 食材の旨味を引き出すには仕込みが大事。 リドリーは天使のような笑みを浮かべ、悪魔のような呪文を唱える。 「もっといっぱい感じてくれなきゃ…僕とは当分はまた会えないのだから…」 「はあっ…っ…あっあっイ…」 うっ血して腫れた女の肉芽をリドリーは指にはさんで大きく転がした。 「嫌ッ…あっ…会えなっ…いなんっ…」 「そうでしょ?…」 餌を美味しくするにはもっと手間を掛けて… 「僕だって本当は今直ぐにでも欲しいよ…」 人間の貴方の血が… 「ああっ…っ…」 リドリーは肉芽を強く抓み女の耳元に顔を埋め囁いた。 キラリと光る双眸の瞳。 一瞬だけ紅い輝きを放つ。 「だからもっと…時間いっぱい楽しもうよ…」 クスリと笑い、リドリーは再び女のそこに唇を付けた… 蜜月の深い闇 邸の至る所で甘い囁きと艶やかな嬌声が響いていた…
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