悲しい初デート

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「せんせっ……あ……あああっっ!!!」 イッてしまったカラダは力が入らなくて 机から倒れそうになった瞬間 先生の胸で受け止めてくれた。 「先生……」 「未亜は本当に可愛いね。」 先生の胸はシャツの上からでも固くて そして心臓の鼓動が少し…早い。 「先生、絶対来てくださいね…?」 「うん、行くよ、必ず。」 先生とこうやって誰の目にも触れられずに 隠れて会うことはもう今日で終わりなんだ。 明日からは堂々と太陽の下で会える。 そう、信じていたんです。先生――
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