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華原さんは、今夜は来られないとかで。
珠美さんと琴子さんが企画立案を練った。
そこに、もちろん俺も混ぜてもらう。
なにしろ場所も提供するし、代金はもらうにしろ、料理は俺が作るわけで。
「カボチャ料理を多めにしますが、もちろん他のものもご提供させていただきます。」
「OK!魚も当然ありよね!」
「肉もね!かすみちゃんも好きだし!」
そう来たか、木戸よ。
それより、生まれながらに人外の人たちが見えて、それに怯えるのが一番の原因で、引きこもりになったかすみさん。
ハロウィンに外を歩いて大丈夫なんだろうか。
今、ウカさんやタカさんから渡された最強の御守りを持っていて、しかも週に2~3回木戸に弁当を届けてどうにか克服しようとしているとはいえ。
かすみさんのお父さんの仕事の都合で、華原さんと同居しているわけだし、そこのところ華原さんは・・・
「あ、かすみちゃんなら、華原さんが外を見せないようマントに包んで飛んでくるって言ってたから大丈夫よー!かすみちゃんも楽しめるようにしましょうって!」
そこまで計画済みか!華原さん!
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